共生科学にとってシステム論はどのように寄与しうるか?

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タイトル別名
  • To what extent can System Theory contribute to Kyosei Science?

抄録

本稿は、システム論と呼ばれる学問の潮流が共生科学にとってどのような意義と限界を 持つのかを探る一つの試みである。そのために筆者は、まず筆者なりに理解する共生科学 の概念と方法論を提示し、次にシステム論と呼ばれる代表的な二つを取り上げ、それがど のような内容を有し、かつ論争を引き起こしたかを紹介した上で、共生科学にとってのシ ステム論ならびにその対抗ヴィジョンである規範的社会理論の利点と限界を定式化し、最 後に、筆者がここ20年間提唱している「グローカル公共哲学」によって、共生科学の方 法論を強化したいと思う。

収録刊行物

  • 共生科学

    共生科学 11 (11), 52-58, 2020

    日本共生科学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390285300174389888
  • NII論文ID
    130007872420
  • DOI
    10.32137/kyosei.11.11_52
  • ISSN
    24331635
    21851638
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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