書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of posture on anorectal angle and defecated volume:stool simulation using defecography
- ハイベンゾウエイ ケンサ ニ オケル ハイベン シセイ ト コウモン チョクチョウカク オヨビ ギジベン ノ ハイシュツリョウ ニ カンスル ケントウ
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説明
<p>【目的】排便に適した姿勢に関して、排便姿勢の違いが肛門直腸角(ARA:anorectal angle)と疑似便の排出量に及ぼす影響について検討したので報告する。</p><p>【対象と方法】Defecographyを行った症例の中で、前屈座位と伸展座位によるARA、仙骨の傾きを撮影された静止画像から計測し、排便困難例では疑似便の排出量を比較した。</p><p>【結果】ARAは伸展座位で114.1°±21.0°、前屈座位で134.6°±16.8°、仙骨の傾きは84.9°±10.8°、92.4°±10.7°、排出量は90.1g±82.0g、140.7g±93.3gであり、有意に前屈座位の方がARAと仙骨の傾きが大きく、排出量が多かった。</p><p>【考察】前屈座位は骨盤が後傾し、仙骨はうなずくため、排出時にARAが鈍化し、排出量が多くなるため、排便に適した姿勢であると考えられる。</p>
収録刊行物
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- 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会誌
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日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会誌 31 (2), 23-28, 2015
日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285300176627840
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- NII論文ID
- 130007877541
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- NII書誌ID
- AA12188370
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- ISSN
- 24343056
- 18820115
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- NDL書誌ID
- 026720906
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可