大分県のダイズ作における雑草の発生実態

  • 河野 礼紀
    大分県農林水産研究指導センター
  • 柿原 千代文
    大分県農林水産研究指導センター 大分県豊肥振興局
  • 近乗 偉夫
    大分県農林水産研究指導センター
  • 松尾 光弘
    国立大学法人宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センター
  • 西脇 亜也
    国立大学法人宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Occurrence of weeds in soybean fields of Oita Prefecture
  • オオイタケン ノ ダイズサク ニ オケル ザッソウ ノ ハッセイ ジッタイ

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抄録

<p>大分県のダイズ作における雑草の発生実態を明らかにするために,県内のダイズ主産地である北部地域を中心に達観による雑草の発生実態調査を2015~2016年の2カ年行った。両調査年とも8月中旬から9月のダイズ生育期と11月のダイズ成熟期の2時期に圃場ごとの雑草種別発生程度を無から甚の6段階で判別した。全調査圃場に対する発生圃場の割合を示す発生圃場率は,いずれの調査年および調査時期も県全体でイネ科雑草のノビエおよびメヒシバ,難防除雑草であるヒユ科のホソアオゲイトウ,ナス科のヒロハフウリンホオズキ,北部地域の圃場にて多発生が確認されたツユクサ科のカロライナツユクサで高かった。また,4種の帰化アサガオ類や九州では初めてとなるアレチウリのダイズ作圃場への侵入が確認された。北部地域で発生圃場率の高かった3種の難防除雑草について,発生圃場に占める発生程度「中」以上の圃場の割合はホソアオゲイトウおよびヒロハフウリンホオズキでは24~44%であったのに対し,カロライナツユクサは57~64%と高く,カロライナツユクサは圃場に侵入後,急速に圃場全体に蔓延している可能性がある。</p>

収録刊行物

  • 雑草研究

    雑草研究 65 (2), 31-40, 2020

    日本雑草学会

参考文献 (12)*注記

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