オルガネラDNAを用いた新潟県に分布する<i>Epimedium</i>属3種の遺伝的解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Genetic analysis of three <i>Epimedium</i> species distributed in Niigata Prefecture using organelle DNA
抄録
<p> イカリソウ属(Epimedium)はメギ科に属する多年草植物で、東アジアからヨーロッパにかけて広く分布している。日本にはイカリソウ属4種3亜種が自生しているが、新潟県では、北部にキバナイカリソウ(E.koreanum)、日本海側(佐渡島を含む)にトキワイカリソウ(E.sempervirens)、内陸部にイカリソウ(E.grandiflorum)がみられる。これらの3種の識別ポイントは越冬葉と花色で、白色の花のトキワイカリソウは越冬葉を有するが、淡黄色の花のキバナイカリソウと白~赤紫色の花のイカリソウは越冬葉をもたないとされている。それぞれの種の境界領域には雑種集団が存在すると言われているが、詳細な研究は行われていない。本研究では、まず、新潟県内の3種16集団97サンプルの葉からDNA抽出を行い、オルガネラDNAにおける遺伝的変異をシーケンス解析で調べた。葉緑体の3つの領域とミトコンドリアの4つの領域をPCR増幅し、それぞれ1973bpと4473bpの塩基配列データを得た。解析の結果、佐渡の集団が遺伝的に分化している可能性が示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 446-, 2020-05-25
日本森林学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285300178429824
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- NII論文ID
- 130007880796
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可