クロマツの連鎖地図構築とマツ材線虫病抵抗性に関する主要遺伝子座の同定
書誌事項
- タイトル別名
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- Identification of a novel major locus for resistance to pine wood nematode in <i>Pinus thunbergii</i>
説明
<p>我々はクロマツ及びアカマツにおいてマツ材線虫病に対する抵抗性育種の効率化を図るため、DNAマーカーの開発と抵抗性形質に関する遺伝子座と特定を進めている。これまでにクロマツでは、抵抗性の人工交配家系192個体を対象にして、マイクロサテライトマーカーやDNAマイクロアレイを中心とした複数のプラットフォームを用いることで、クロマツの連鎖地図作成と抵抗性形質との連鎖解析を行ってきた。現在までにクロマツの基本染色体数である12本の連鎖群に収束した標準連鎖地図(総全長1403.6 cM)を作成し、線虫の接種検定から得られた表現型データとの連鎖解析から、第3連鎖群にマツ材線虫病に関連する抵抗性の遺伝子座(PINE WILT DISEASE 1:PWD1)を検出した。本発表では、以上の研究内容について報告する。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 760-, 2020-05-25
日本森林学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285300178688256
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- NII論文ID
- 130007881169
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可