誘引トラップを用いたクビアカツヤカミキリ成虫の捕獲方法の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Examination of effective capture method of <i>Aromia bungii</i> adults using attraction trap.
抄録
<p>外来昆虫クビアカツヤカミキリAromia bungiiによるバラ科樹木への被害が深刻化し、2019年度で11都府県に被害が拡大し、早急な防除対策が求められている。防除対策の一環として、クビアカ雄成虫由来の性・集合フェロモンの構造が決定され、このフェロモンを用いた誘引試験を群馬県館林市のソメイヨシノ被害地で実施した。黒色サンケイトラップを誘引器として用い、合成フェロモンおよび樹液を模した糖酢液を誘引源とした。粘着紙(カミキリホイホイ:アース製薬(株))を用いた粘着トラップをトラップ形状の比較とした。また誘引源の比較として樹液食昆虫一般に使用されるバナナを用いた。誘引試験は2019年6月18日から8月15日まで行った。フェロモン糖酢液-サンケイ区で計41頭捕獲されたが、フェロモン糖酢液-粘着区でも1器1週間で18頭のクビアカ成虫が捕獲された事例も見られた。得られた結果からより効果的なクビアカ捕獲トラップについて考察を行う。本研究は農研機構生研支援センター「イノベーション創出強化研究推進事業」の支援により実施した。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 851-, 2020-05-25
日本森林学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285300178768512
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- NII論文ID
- 130007881283
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可