急性弛緩性脊髄炎の臨床像 : 2018-2019の動向
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- チョン ピンフィー
- 福岡市立こども病院小児神経科, 総合診療科
書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical features of acute flaccid myelitis : Trend in 2018-2019
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抄録
<p>急性弛緩性脊髄炎 (AFM) は急性発症の弛緩性麻痺と脊髄MRI上に特徴的な縦走する病変を呈する疾患である. 北米では2014年にAFMサーベイランスが始まって以来, 2年おきにAFM症例の多発が観測されている. 2018年には最多数の発生があり, 病原体として呼吸器・糞便検体からエンテロウイルスD68 (EV-D68) の他に, エンテロウイルスA71が多く検出された. 我々は2018年に本邦で発生した急性弛緩性麻痺に関して日本小児科学会の協力を得て調査を行い, その臨床像を明らかにした. AFMの診断基準の見直しやEV-D68とAFMの因果関係の検証が行われている.</p>
収録刊行物
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- 脳と発達
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脳と発達 52 (4), 259-263, 2020
一般社団法人 日本小児神経学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285300181278336
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- NII論文ID
- 130007885570
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- ISSN
- 18847668
- 00290831
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可