近赤外分光法による畑地・草地土壌のオートクレーブ熱水抽出性窒素の推定

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  • Estimation of soil autoclaved nitrogen of upland and grassland soils by near infrared spectroscopy
  • キンセキガイ ブンコウホウ ニ ヨル ハタチ ・ クサチ ドジョウ ノ オートクレーブ ネッスイ チュウシュツセイ チッソ ノ スイテイ

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抄録

<p>十勝地方から採取した畑地土壌272点,草地土壌71点の計343点を供試し,熱抽Nの実測値と近赤外スペクトルを回帰分析した結果,決定係数R2=0.89, SEC=12 mg kg−1と精度の高い検量線を作成することができた.また,作成した検量線を用いて,検量線作成に供した試料とは別の検量線評価用試料(畑地土壌238点,草地土壌151点)を測定し推定精度を評価したところ,畑地土壌のSEPは12 mg kg−1であったのに対し,草地土壌では16 mg kg−1とやや大きかったものの,畑地土壌・草地土壌ともに実用性は十分と判断された.</p>

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