東京都多摩川水系大丸用水で確認された魚類

  • 古旗 崚一
    株式会社オリエンタルコンサルタンツ関東支社環境部
  • 内田 大貴
    特定非営利活動法人NPO birth 自然環境マネジメント部
  • 栗田 和弥
    東京農業大学地域環境科学部造園科学科景観・緑地環境マネジメント研究室

書誌事項

タイトル別名
  • Fishes found in Omaru Canal in the Tama River System in Tokyo

説明

<p>多摩川流域内の各水域では,多様な魚類の生息が確認されており,大部分は,河川や水路内に定住する魚類が多くを占めるが,海と川を回遊する魚類等も確認され,それぞれの種の貴重な生息場所となっている.中でも,都市部では,宅地化に伴う水田の減少による生息場所の劣化,また,水路の直線化やコンクリート化が進み,魚類の生息場が劣化・消失している.本研究では,多摩川から取水する大丸用水で2017 年の8 月から11 月にかけて,魚類相の調査を実施した.その結果,3 種の在来魚と10種の外来魚が確認された.水路は現在も継続的に改修工事が行われており,2017年当時の改修前の大丸用水の魚類相を示したことは,将来的な水路復元事業の一助となるだろう.</p>

収録刊行物

  • 伊豆沼・内沼研究報告

    伊豆沼・内沼研究報告 14 (0), 113-122, 2020

    公益財団法人 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390285300183560704
  • NII論文ID
    130007889421
  • DOI
    10.20745/izu.14.0_113
  • ISSN
    24242101
    18819559
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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