福井県こども療育センターのめざす「療育」
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- 津田 明美
- 福井県こども療育センター所長
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説明
<p>当センターは県で唯一の県立県営の療育センターであり,医療と福祉の機能を持っている.療育というのは,「その児の特性に合わせた子育てをすることである」と考え,それぞれの職種の専門性,医療・福祉の資源を活用して展開している.児本人は,個別療育や集団療育で「できた!」という体験をすることにより自信をもちスキルアップを図る,保護者は発達障がいについての知識をもち支援方法について学ぶことで我が子の特性を活かした子育てができるようになることを目ざしている.発達障がいの理解・支援方法の伝達のために種々の講座や特別外来を計画実施している.TEACCH, ABA(PECS・ペアプロ・ペアトレ),感覚統合療法,等を基本としている.福井県は発達障害支援として【早期発見⇒早期支援⇒途切れのない支援】を目指しており,当センターは「ふくいっこファイル」の活用を推進し,継続した支援の最初のスタートとしての療育を担っている.</p>
収録刊行物
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- 子どものこころと脳の発達
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子どものこころと脳の発達 11 (1), 42-47, 2020
大阪大学大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285697598673920
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- NII論文ID
- 130007907307
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- ISSN
- 24358819
- 21851417
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可