爪白癬患者の治療継続に関するインターネットを使った意識調査

書誌事項

タイトル別名
  • Internet questionnaire of attitude survey for patients with onychomycosis on treatment continuation
  • ツメ ハクセンカンジャ ノ チリョウ ケイゾク ニ カンスル インターネット オ ツカッタ イシキ チョウサ
公開日
2019
DOI
  • 10.3812/jocd.36.602
公開者
日本臨床皮膚科医会

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説明

目的:爪白癬治療の中断理由を明らかにし,治癒のために必要な要因を検討した. 方法:爪白癬と診断され,「自分で治ったと判断した患者」および「自分の判断で治療を中断した患者」(治療中断群:以下,中断群),または「医師に治癒したと判断された患者」(治療完了群:以下,完了群)を対象にインターネットアンケート調査を実施した.中断群,完了群で年齢,性別が同数となるようにした.中断群と完了群の回答を比較検討した. 結果:416例(中断群:208例,完了群:208例)から回答を得た.中断群では,外用薬を処方された患者が多かった.完了群では,爪白癬診断時に医師から様々な説明を受けている患者が多かった.中断理由は,「自覚症状がなく治療を続ける必要性を感じない」,「治療が面倒」,「薬を使って爪がきれいになってきた」,「治療のために時間をとるのが難しい」が多く,治療を継続するためには,「早期の効果の実感」,「治療期間が短い」,「医療機関のサポート」が必要であるとの回答が,完了群と比較して中断群で多かった. 結論:治療中断理由は,爪白癬に対する認識不足,効果の自己判断,通院期間や治療期間などであった.爪白癬治療を完了させ,治癒に導くためには,医師からの十分な説明と爪のケアなどを含めた経過観察に加え,治療薬が適する病型,患者背景および生活スタイルを考慮した薬剤選択が重要となることが示された.

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参考文献 (1)*注記

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