都市計画区域外の都市的土地利用に対する自治体独自の土地利用管理手法に関する研究

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タイトル別名
  • Study on the Municipal Land Use Management Methods of Urbanization Land Use out of City Planning Area

抄録

本研究は、都市計画区域外における都市的土地利用の実態と自治体の管理手法を明らかにすることを目的とする。1980年以降に20ha以上の大規模な都市的土地利用への転換が進行した17市の実態を把握した結果、8市は都市計画区域外に適用される土地利用管理手法が設けられていなかった。一方で、何らかの土地利用管理手法が設けられていた自治体では、条例が4市、準都市計画区域の指定が2市、建築確認申請の義務化や建築協定、都市計画区域編入が1市ずつあった。同時に、都市計画区域外を有するすべての自治体に対して、都市計画区域外の土地利用管理手法を設けているか把握するためのアンケート調査を実施した。その結果、191自治体のうち、景観施策を99自治体、条例による土地利用管理手法を67自治体が設けていた。さらに、土地利用管理が必要とされる区域に住民主体で土地利用制限を定める制度を備えた管理手法も確認された。

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