シラヒゲウニに寄生する ハナゴウナ科貝類の1新種 シラヒゲウニヤドリニナ(新称)

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タイトル別名
  • New Species of <i>Vitreobalcis </i>(Gastropoda: Caenogastropoda: Eulimidae) Parasitic on <i>Tripneustes gratilla</i> (Echinodermata: Camarodonta: Toxopneustidae) in Japan
  • New Species of Vitreobalcis (Gastropoda: Caenogastropoda: Eulimidae) Parasitic on Tripneustes gratilla (Echinodermata: Camarodonta: Toxopneustidae) in Japan

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説明

<p>シラヒゲウニTripneustes gratillaに寄生するハナゴウナ科貝類は,これまでアカウニヤドリニナEulitoma akauniに同定されてきた。しかし,国立科学博物館に所蔵されている,シラヒゲウニを宿主とする標本を調べたところ,アカウニヤドリニナとは形態的に区別でき,未記載種であることが判明した。そこで,国立科学博物館所蔵の標本と新たに徳島県沿岸で採集された標本に基づき,新種Vitreobalcis tripneusticolaシラヒゲウニヤドリニナ(新称)として記載した。本種は,同属のサンショウウニヤドリニナV. temnopleuricolaに似るが,殻頂近くの後成殻がより扁平で,外唇の突出が強い点で区別できる。</p>

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