LLIFにおける椎体間骨癒合に関する検討
Abstract
<p>【はじめに】腰部脊柱管狭窄症や成人脊柱変形に対するLateral Lumbar Interbody Fusion(以下;LLIF)の術後1年での骨癒合率は85%~97%と報告されている.【方法】2015年3月~2018年5月に当院で腰部脊柱管狭窄症と腰椎変性すべり症に対しLLIFを施行した63症例83椎間を対象に,術後3ヶ月,1年のCTでの骨癒合を評価した.Cage内で上下の椎体終板と連続する骨梁構造が得られているものを完全な骨癒合と定義し,cage外での骨性架橋や椎間関節の癒合を骨性の安定化と定義した.【結果】44椎間(53%)で完全な骨癒合,69椎間(83%)で骨性の安定化もしくは完全な骨癒合が得られていた.【考察】CTでのcage内骨癒合に着目すると,過去の報告より骨癒合率は低い結果となった.LLIFにおける骨癒合率および骨癒合の評価方法や形態について文献的考察を交えて報告する.</p>
Journal
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- Orthopedics & Traumatology
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Orthopedics & Traumatology 69 (3), 654-656, 2020-09-25
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390286426515908224
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- NII Article ID
- 130007938496
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed