上肢機能障害に対するロボット療法

書誌事項

タイトル別名
  • Robotic Therapy for Upper Extremity Dysfunction
  • ジョウシ キノウ ショウガイ ニ タイスル ロボット リョウホウ

この論文をさがす

説明

<p>ロボット療法を脳血管障害の上肢機能障害のリハビリテーション治療に用いることは,上肢機能(運動コントロール,筋力)の改善に有効であることが多くのmeta-analysisで報告されており,さまざまなガイドラインによって推奨されている.一方,ロボット療法によって獲得した機能は実生活に般化されにくいことも示されており,近年では実生活での麻痺手の使用を促進するCI療法をロボット療法と併用するといった試みも進んでいる.さらに,ロボット療法の訓練効果についても,身体機能面だけでなく,主体性の向上など心理的な効果があることも新たに示唆されている.本稿では,ロボット療法の分類や効果,今後の可能性について述べる.</p>

収録刊行物

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ