書誌事項
- タイトル別名
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- Prevalence and etiology of undertriage for in-hospital triage using JTAS: A retrospective study
- JTAS オ モチイタ インナイ トリアージ ニ オケル アンダートリアージ ノ ヒンド ト ソノ ヨウイン ニ ツイテ
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説明
<p>目的:JTASを用いたトリアージにおけるアンダートリアージの頻度とその要因の明確化のため単施設後ろ向き研究を行った。方法:2016年10月〜2017年9月の1年間に倉敷中央病院救急外来を受診しトリアージを受けた患者を対象とした。看護師の評価はレベル4以上で,医師の二次検証でレベル3以下相当と判断された例をアンダートリアージとし頻度,疾患分類,アンダートリアージ要因を調査した。結果:期間中に46,711名がトリアージを受け,33,827名がレベル4,5と評価された。このうち128名(0.4%)がアンダートリアージと判断された。成人,小児のいずれにおいてもアンダートリアージ要因としてバイタルサイン異常の軽視が最多で,アンダートリアージ患者の疾患分類では感染症が最多であった。結論:JTAS によるアンダートリアージ率は低かった。バイタルサインにより注意したトリアージを行うことが必要である。</p>
収録刊行物
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- 日本臨床救急医学会雑誌
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日本臨床救急医学会雑誌 23 (6), 799-805, 2020-12-28
一般社団法人 日本臨床救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390286981363705984
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- NII論文ID
- 130007962424
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- NII書誌ID
- AA1124939X
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- ISSN
- 21879001
- 13450581
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- NDL書誌ID
- 031238262
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可