変形勾配の乗算分解型有限変形理論に基づく Cam-clay model の定式化と F-bar 法による体積ロッキング現象の回避

DOI 被引用文献1件

書誌事項

タイトル別名
  • Formulation for the Cam-clay model based on the finite deformation theory with the multiplicative decomposition of the deformation gradient and avoidance of the volumetric locking by using the F-bar method

抄録

<p>変形勾配の弾塑性乗算分解に基づくCam-clay modelを搭載した有限変形解析コードを開発した．Return-mappingアルゴリズムを用いた陰的応力更新法を構築するとともに，それに整合する接線係数を解析的に導出し，これらが高い精度と二次収束性を示した．また，Cam-clay modelは弾性的にも塑性的にも体積変化を生じうるモデルであるが，限界状態近傍ではほぼ非圧縮性を示すために体積ロッキング現象が生じうることを示した．さらに，この現象を回避するのに，等容変形による効果と体積変形による効果が連成する構成則にも適用可能なF-bar法が有効であることを実証した．</p>

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390286981375438592
  • NII論文ID
    130007968866
  • DOI
    10.11421/jsces.2021.20210001
  • ISSN
    13478826
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
    • Crossref
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ