書誌事項
- タイトル別名
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- Cooccurrence of classic Hodgkin lymphoma and multiple myeloma
- コテンテキ ホジキン リンパシュ シンダンジ ニ ガッペイ オ ミトメタ タハツセイ コツズイシュ
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抄録
<p>古典的Hodgkinリンパ腫(CHL)を多発性骨髄腫(MM)治療後のsecondary primary malignancyとして生じる例があるが,未治療例に両者を同時合併することは稀である。症例は54歳女性。左頸部リンパ節腫脹を自覚し,生検で混合細胞型CHLと診断された。骨髄検査では有核細胞の10.3%が形質細胞であり,MMの合併と診断された。CHLに対してはABVD療法4コースおよびIFRT 30 Gyにより完全寛解を得た。3年後,MMに対してbortezomib,lenalidomide,dexamethasone(VRd-lite)療法を開始した。1コース目に重篤な好中球減少症を呈し,以降のbortezomib,lenalidomideの減量を要したが,感染症を合併することはなく経過した。VRd-lite療法4コース後,大量メルファラン併用自家末梢血幹細胞移植を行った。治療効果は部分寛解であり,地固め療法としてcarfilzomib,lenalidomide,dexamethasone(KRd)療法を4コース行い,厳密完全寛解を達成した。今後も高齢化が進むにつれ,他の悪性腫瘍の治療歴を有するMM症例が増加することが予想されるが,VRd-lite療法は有害事象による中断が少なく,良好な治療効果が期待される。</p>
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 62 (1), 14-19, 2021
一般社団法人 日本血液学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390287142238913920
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- NII論文ID
- 130007981301
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 031280702
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- PubMed
- 33551419
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可