災害対策とリハ工学 第2回 強化段ボールによる避難所支援
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- 繁成 剛
- 長野大学 社会福祉学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Rehabilitation engineering for disaster countermeasures 2nd Support activities for shelters by using the reinforced cardboard
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説明
<p> 2011年の東日本大震災が発生した後の被災地に設営された避難所の生活を改善するために強化段ボールを使用した座卓、座椅子、整理棚などの家具をデザインし、東洋大学と関連企業の協力を得て製造および避難所に提供することができた。その後、岩手県大船渡市と陸前高田市において現地のリハビリテーション関連スタッフの協力を得て、ボランティア学生と住民による強化段ボールで必要な家具を製作するワークショップを開催した。また2016年の熊本地震と2018年の北海道胆振東部地震の被災地において、日本リハビリテーション工学協会と現地リハビリテーション関連スタッフおよびボランティア学生の協力を得て、強化段ボールで整理棚や学習机を製作するワークショップを開催した。以上のような活動を通じて被災者の日常生活活動の改善および生活の質の向上に寄与してきたと考える。</p>
収録刊行物
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- リハビリテーション・エンジニアリング
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リハビリテーション・エンジニアリング 36 (1), 80-84, 2021-02-01
一般社団法人 日本リハビリテーション工学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390287142241874176
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- NII論文ID
- 130007987353
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- ISSN
- 2433748X
- 13423444
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可