書誌事項
- タイトル別名
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- Interpretations of the Cafe-wall Illusion on the Basis of 3D Scene Perception and Production of Variations
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説明
本研究では,階段状の立体表面に投影された直柱群の影を斜めから観察すると,著名な幾何学的錯視であるカフェウォール錯視様の網膜像が生じ,網膜上でのパースペクティブによる歪みを打ち消す方向に,錯視が生じることを示す.このことは,カフェウォール錯視が,他の幾何学的錯視と同様に,二次元の網膜像から適切な三次元状況の解釈を導く脳内プロセスの誤作用と解釈できることを示す.さらに,これらの事実と,三次元光景をモデリングした二次元コンピュータグラフィックスの観察に基づいて,階段状の立体表面に様々な物体が影を落としている三次元光景のモデリングによってカフェウォール錯視のバリエーションを作成できることを示した.
収録刊行物
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- 図学研究
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図学研究 54 (1), 13-, 2020
日本図学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390287297546333568
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- NII論文ID
- 130007993917
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- ISSN
- 18846106
- 03875512
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可