安静時脳波・脳磁図に深層学習を用いた認知症診断

DOI
  • 栁澤 琢史
    大阪大学高等共創研究院 大阪大学大学院医学系研究科 脳神経外科
  • 畑 真弘
    大阪大学大学院医学系研究科 神経科・精神科
  • 福間 良平
    大阪大学大学院医学系研究科 脳神経外科
  • 石井 良平
    大阪大学大学院医学系研究科 神経科・精神科
  • 吉山 顕次
    大阪大学大学院医学系研究科 神経科・精神科
  • 原田 達也
    東京大学大学院 情報理工学研究科
  • 池田 学
    大阪大学大学院医学系研究科 神経科・精神科
  • 貴島 晴彦
    大阪大学大学院医学系研究科 脳神経外科

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抄録

<p>認知症は世界的に増加傾向にあり、特に発展途上国での増加が目立つ。そこで、非侵襲的で安価な検査手法が望まれる。近年の深層学習の発展により、安静時脳波・脳磁図に深層学習を適用することで、旧来の脳波特徴に機械学習を用いた場合よりも高い精度で、安静時脳波・脳磁図を識別できるようになった。しかし、深層学習を医療応用する際には幾つかの注意点が挙げられる。本稿では我々が進めている認知症脳波の深層学習による識別を例にとり、安静時脳波・脳磁図を深層学習で識別する医療応用について概説する。</p>

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