ヒラメ<i>Paralichthys olivaceus</i>漁獲量の海域別変動特性と資源評価における系群区分法の検証

  • 木所 英昭
    (国研)水産研究・教育機構 水産資源研究所 八戸庁舎
  • 八木 佑太
    (国研)水産研究・教育機構 水産資源研究所 新潟庁舎
  • 阪地 英男
    (国研)水産研究・教育機構 水産資源研究所
  • 山田 徹生
    (国研)水産研究・教育機構 水産資源研究所 廿日市庁舎
  • 本田 聡
    (国研)水産研究・教育機構 水産資源研究所 廿日市庁舎
  • 中川 雅弘
    (国研)水産研究・教育機構 水産技術研究所 八重山庁舎
  • 栗田 豊
    (国研)水産研究・教育機構 水産資源研究所 塩釜庁舎

書誌事項

タイトル別名
  • Regional variability in catches of Japanese flounder <i>Paralichthys olivaceus</i> and verification of the stock boundaries currently used in Japanese waters
  • ヒラメParalichthys olivaceus漁獲量の海域別変動特性と資源評価における系群区分法の検証
  • ヒラメ Paralichthys olivaceus ギョカクリョウ ノ カイイキ ベツ ヘンドウ トクセイ ト シゲン ヒョウカ ニ オケル ケイグン クブンホウ ノ ケンショウ

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抄録

<p> ヒラメ漁獲量の地域的変動特性を明らかにするため1978-2017年の道府県別漁獲量を主成分分析によって解析した。第1主成分は本州北部太平洋側と本州中部太平洋側,および北海道の漁獲量と正の相関関係があった。しかし,日本海側の各地域の漁獲量とは負の相関関係となっていた。第2主成分は,太平洋側南部と瀬戸内海および東シナ海の漁獲量と正の相関関係となっていたが,日本海北部とは負の相関関係となっていた。また,漁獲量の変動特性の違いを用いて現行の系群区分する問題点と改善箇所が指摘された。</p>

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 87 (2), 78-88, 2021-03-15

    公益社団法人 日本水産学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (10)*注記

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