テニス肘に対する関節内および関節外からの鏡視下手術 -皮下アプローチを併用して-
書誌事項
- タイトル別名
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- Intra- and extra-articular arthroscopic surgery for tennis elbow -Combined with subcutaneous approach-
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説明
6 か月以上の保存療法で改善しなかった難治性テニス肘 32 例 34 肘(男 17 例,女 15例)に対し,関節鏡を用いて関節内病変の処置と関節外から短橈側手根伸筋腱( ECRB )の損傷部位のデブリドマン(皮下アプローチ)を行い,その成績を調査した.検討項目は握力,JOA-JES score,VAS で,術後6か月の時点で評価した.握力は術前 22.7 kg から 32.1 kg,JOA-JES score は術前 38.3 から 85.1,VAS も術前64.9 から 13.4 と有意に改善し,全症例 32 例中有職者である 24 例の 仕事復帰への期間は平均 18.6 日であった.関節内の処置に加え皮下アプローチを併用することで,全ての処置を関節鏡のみで行い ECRB を確実にデブリドマンすることが出来た.
収録刊行物
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- 日本肘関節学会雑誌
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日本肘関節学会雑誌 27 (2), 311-313, 2020
日本肘関節学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390287363457517056
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- NII論文ID
- 130007999307
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- ISSN
- 24342262
- 13497324
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可