橋梁とセンサの連携データモデルに基づくデータベースの構築と検証

  • 小山 誠稀
    大阪大学 大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻
  • 矢吹 信喜
    大阪大学 大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻
  • 福田 知弘
    大阪大学 大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • DEVELOPMENT AND VALIDATION OF A DATABASE BASED ON A LINKED DATA MODEL OF A BRIDGE AND SENSORS

抄録

<p> 国土交通省は橋梁管理者に対して,5年に1度の定期点検を義務づけている.センサ類の小型化,低価格化に伴い,多数のセンサを橋梁に設置してモニタリングが可能になると考えられる.人間は,センサから得られる大量のセンシングデータとセンサの設置情報から橋梁の状態を判断する.人間と同じようにコンピュータが橋梁の状態を判断するためには,橋梁とセンサの関係とセンシングデータを合わせて処理する必要がある.そこで,本研究では橋梁とセンサの関係をデータベースで管理する手法を提案する.橋梁とセンサの関係をデータベースで管理することで,橋梁諸元情報とセンシングデータを一元的に処理できると考えられる.検証実験で,従来の図面や書類による情報管理手法と比較して,提案手法では人間の作業時間が3割以下となることを確認した.</p>

収録刊行物

参考文献 (11)*注記

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