利島村の医療のあゆみ

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利島は伊豆大島のひとつ先にある小さな島であ る。竹芝桟橋と直接結ぶ船便が就航しているが、 定期船が島の港に直接着岸できるようになってか ら 30 年たった現在もその欠航率は高い。生活の鍵 を握る交通手段の運航状況は、医療資源の確保に も大きな阻害因子となってきたことは間違いない。    筆者は平成 3 ~ 4 年の 2 年間利島に赴任した。 残りあとわずかという時に「利島村史」医療行政 の節を執筆担当された谷島久雄先生にお目にか かった。その後村史は平成 8 年(1996)に発行さ れ、医療行政の節の別刷を頂戴した。これと赴任 中役場からいただいた小冊子、「利島雑記」の該 当部を中心に、交通事情の進歩を交えながら医療 の歴史を概説する。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390287363461351552
  • NII Article ID
    130007998160
  • DOI
    10.34610/tousho.5.0_15
  • ISSN
    24359904
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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