書誌事項
- タイトル別名
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- Collective Efficacy and Active Citizens
- 集合的効力感が生み出す活動的な市民 : 名古屋市調査の定量的研究
- シュウゴウテキ コウリョクカン ガ ウミダス カツドウテキ ナ シミン : ナゴヤシ チョウサ ノ テイリョウテキ ケンキュウ
- A Quantitative Study in Nagoya, Japan
- 名古屋市調査の定量的研究
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説明
本稿では Robert J. Sampson の集合的効力感に関する理論を検討し,日本の都市において個人レベルの集合的効力感がコミュニティにおける活動意欲を促すのかという点について検証を行った.具体的には名古屋市の6学区における質問紙調査から得られたデータを用い,集合的効力感の規定要因とその効果に関する基礎的な分析を行った.個人レベルの変数や居住学区のダミー変数を含めた重回帰分析を行った結果として,以下の3つの結論を得た.(1)社会的紐帯の豊富さと移動性の低さは集合的効力感を高める.(2)居住学区は集合的効力感に影響を与えている可能性が高い.(3) 個人レベルの変数や居住学区の効果を統制しても,集合的効力感はコミュニティにおける活動意欲に正の効果を持っている.今後の研究の展望として,日本でも集合的効力感が重要な意味を持つ可能性は高く,居住地区間の格差や不平等を解明する際の糸口を提供すると考えられる.
収録刊行物
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- 東海社会学会年報
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東海社会学会年報 10 (0), 133-143, 2018
東海社会学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390287441188437248
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- NII論文ID
- 130008002005
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- NII書誌ID
- AA12412736
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- ISSN
- 24355798
- 18839452
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- NDL書誌ID
- 029193326
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可