電気炉酸化スラグ、軽量細骨材及び発泡スチロールビーズを混入したモルタルの加振時間が電波吸収性能に及ぼす影響

  • 伊藤 洋介
    名古屋工業大学 大学院工学研究科社会工学専攻(〒466-8555愛知県名古屋市昭和区御器所町)
  • 河辺 伸二
    名古屋工業大学 大学院工学研究科社会工学専攻(〒466-8555愛知県名古屋市昭和区御器所町)
  • 井上 裕太
    名古屋工業大学 大学院工学研究科社会工学専攻(〒466-8555愛知県名古屋市昭和区御器所町)
  • 中川 奏人
    鹿島建設株式会社 関東支店(〒330-0844埼玉県さいたま市大宮区下町2-1-1大宮プライムイースト5階)

書誌事項

タイトル別名
  • THE EFFECT OF VIBRATION TIME OF THE MORTAR MIXED WITH ELECTRIC FURNACE OXIDIZING SLAGS, LIGHTWEIGHT FINE AGGREGATES AND STYROFOAM BEADS ON ELECTROMAGNETIC WAVE ABSORPTION PERFORMANCE

抄録

<p>電波を使用する機器同士の干渉による通信障害を防ぐため、建築物の壁面等に広帯域電波吸収体の設置が求められる。そこで、一般建築物での大量使用に耐えうる安価で容易に作製できる電波吸収体を開発する。電気炉酸化スラグ、軽量細骨材または発泡スチロールビーズを骨材としたモルタルをテーブルバイブレータで加振して電波照射側から段階的に複素比誘電率及び複素比透磁率が変化する電波吸収体を作製する。これらモルタルの加振時間がモルタル内のスラグの分布や反射減衰量に及ぼす影響を検討し、電気炉酸化スラグと発泡スチロールビーズを用いたモルタルの加振で、十分な性能を有する広帯域電波吸収体を容易に作製できると示した。</p>

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