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- 加藤 精純
- 大正大学
書誌事項
- タイトル別名
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- How Kūkai Viewed the Buddhist Panñca-sīla
- コウボウ ダイシ キョウガク ニ オケル ゴカイ ノ イチ
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抄録
<p> 阿含・ニカーヤから説かれ続けている在家の五戒は、時代を下ると、在家者だけのものという枠を越えて、出家者に対しても適用され、在家出家双方に説かれることもある。五戒と言えば在家者のものという、あまりにも当然であった前提が、場合によっては崩れていくといった記述も後代には見受けられ、長い仏教史の中での五戒の変遷は意外にも単純ではない。こうした変遷を遂げる五戒を、弘法大師はどのように受け止めていたのであろうか。大師の教学の根本には厳格で綿密な戒律観が横たわっている。大師の戒律観は声聞、縁覚、菩薩などの諸戒との区別をはっきりとつける一方で、そうしたあらゆる戒を包摂しつつ、三昧耶戒という密戒を打ち出すのだが、初期仏教以来、説かれ続けてきた五戒が大師教学においてどのような位置を占めているのか、阿含・ニカーヤから密教経論書まで概観し考察した。</p>
収録刊行物
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- 智山学報
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智山学報 69 (0), 0099-0117, 2020
智山勧学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390287595704482816
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- NII論文ID
- 130008021963
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- NII書誌ID
- AN00141713
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- ISSN
- 2424130X
- 02865661
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- NDL書誌ID
- 030585957
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可