新義真言教学史における聖憲の意義 ―『自証説法十八段』を中心に―

書誌事項

タイトル別名
  • The Meaning of SHŌKEN in the History of Shingi-Shingon Doctrine: A Center of “Jishō-Seppou-Zyūhathidan”
  • シンギ シンゴン キョウガクシ ニ オケル セイケン ノ イギ : 『 ジショウ セッポウ ジュウハチダン 』 オ チュウシン ニ
公開日
2020
DOI
  • 10.18963/chisangakuho.69.0_429
公開者
智山勧学会

この論文をさがす

説明

<p> 聖憲は頼瑜とともに新義真言教学史における重要な学僧の一人であるが、頼瑜に比べて聖憲に関する研究は少ない。また真言宗学において、聖憲は頼瑜教学の継承者という位置づけに留まっている。確かに聖憲の学風は頼瑜の教学を継承するが、頼瑜と解釈を異にする部分も見られ、聖憲独自の教学も存在する。本稿は聖憲撰『自証説法十八段』を取り上げ、聖憲の教主義の特徴を考察するとともに、新義真言教学史における聖憲の意義について言及するものである。</p><p> 聖憲の教主義は基本的には頼瑜の教主義に基づくが、自説を述べる箇所も度々見られる。しかしその最も大きな特徴は、頼瑜の複雑な議論を整理し、わかりやすくまとめあげたところにある。そのような中で、一つの教学としては未熟であった頼瑜の教学を、聖憲が整理し、体系づけ、新たな解釈を加えながら大成させた新義真言教学史を辿り、そこにおける聖憲の意義を確認した。</p>

収録刊行物

  • 智山学報

    智山学報 69 (0), 429-445, 2020

    智山勧学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ