COVID-19蔓延下における摂食嚥下障害患者へのオンライン診療の取り組み
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- 古屋 裕康
- 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
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- 菊谷 武
- 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 日本歯科大学大学院生命歯学研究科臨床口腔機能学
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- 田中 公美
- 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
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- 仲澤 裕次郎
- 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
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- 佐川 敬一朗
- 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
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- 横田 悠里
- 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
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- 保母 妃美子
- 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
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- 礒田 友子
- 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
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- 山田 裕之
- 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
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- 戸原 雄
- 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
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- 田村 文誉
- 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
書誌事項
- タイトル別名
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- Telemedicine to Patients with Dysphagia during the COVID-19 Epidemic in Japan
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抄録
<p> 目的:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大により,摂食嚥下リハビリテーションの対面診療について,慎重な対応が求められた。本研究では,COVID-19感染蔓延下に対面での診療を中断した患者に対してオンライン診療を実施し,その有用性を検討した。</p><p> 方法:対象は,摂食嚥下リハビリテーションを専門とする歯科大学病院附属クリニックを受診する摂食嚥下障害患者であり,緊急事態宣言により対面診療中断となった患者21名とした。緊急事態宣言期間中にオンライン診療での嚥下訓練と食事指導を行い,期間中の肺炎発症,入院の有無,オンライン診療移行前と対面診療再開後での摂食状況(Food Intake LEVEL Scale:FILS),栄養状態を比較し検討した。また,アンケートでの意識調査を行った。</p><p> 結果:オンライン診療中に,FILSが向上した者は3名,低下した者は2名,変化のなかった者は16名であった。発熱を4名に認めたが,いずれも入院にはいたらなかった。体重減少率が3%以上の者はいなかった。アンケート調査では,オンライン診療の効果として,感染リスク低減や安心感が得られたと回答する者が多かった。</p><p> 結論:感染リスクを考慮した摂食嚥下リハビリテーションの診療形態としてオンライン診療は嚥下機能維持,向上に寄与し,また患者不安を低減した。オンライン診療での摂食嚥下リハビリテーションや食事指導は,対面診療を補完する診療形態として有用であることが示された。</p>
収録刊行物
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- 老年歯科医学
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老年歯科医学 35 (4), 266-273, 2021-03-31
一般社団法人 日本老年歯科医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390287750912411904
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- NII論文ID
- 130008027437
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- ISSN
- 18847323
- 09143866
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可