数理モデルを用いた牛コロナウイルス病の農場内流行動態解析

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タイトル別名
  • Evaluation of Within-farm Transmission Dynamics of Bovine Coronavirus Disease Using a Mathematical Model
  • スウリ モデル オ モチイタ ギュウ コロナウイルスビョウ ノ ノウジョウ ナイ リュウコウ ドウタイ カイセキ

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説明

<p>数理モデルを用いて管内の1酪農場で発生した牛コロナウイルス病(BCoVD)の流行動態を解析し,流行防止に必要な免疫保有割合(VC)と発症牛の隔離による流行防止効果を評価した.基本再生産数R0の値は8.00(3.15~16.0),VCの値は0.875(0.682~0.937)と推定された.確率論的シミュレーションの結果,軽症牛を含むすべての発症牛を発症後12時間以内に隔離することで,BCoVDの流行を防止できる可能性が高いと予測された.一方,軽症牛を隔離しなければBCoVDの流行の防止は難しいと予測された.</p>

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