地域の包括的な豊かさの評価:余暇時間と経済格差を考慮した効用の計測

書誌事項

タイトル別名
  • MEASURES OF REGIONAL INCLUSIVE WELFARE : EVALUATING UTILITY WITH LEISURES AND INEQUALITY

説明

<p>地域の豊かさを評価する際,GDP のような経済的な生産・消費を表す指標を用いるだけでは不十分であると指摘されている.本研究では,余暇時間と地域内の経済格差を考慮に入れた効用関数を用いて既存のGDP を拡張し,その指標を日本の各都道府県と人口が 10 万人以上の地方都市にそれぞれ適用した.その結果,都道府県と地方都市を対象にした分析双方において,余暇時間と経済格差も考慮にいれた厚生指標は,消費のみを評価した厚生指標との正の相関が確認されたものの,消費のみによる厚生指標との乖離も大きく,この乖離の要因は主に格差よりも余暇で説明されることが明らかになった.地域の厚生水準を測る際には,地域住民の消費水準のみならず,格差やとりわけ余暇も考慮に入れるべきであることが示唆される.</p>

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