JSA気道管理ガイドラインにおけるスガマデクスの意義─麻酔導入はスガマデクスの存在で安全になったか─

DOI Web Site 参考文献14件 オープンアクセス
  • 村松 隆宏
    千葉大学医学部附属病院麻酔・疼痛・緩和医療科

書誌事項

タイトル別名
  • The Role of Sugammadex in the JSA Airway Management Guideline:Does Induction of Anesthesia Become Safer by Using Sugammadex?

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説明

<p>スガマデクスはロクロニウムをその内部構造に包接することによって,遊離ロクロニウム血中濃度を急速に低下させ,間接的に神経筋接合部でのロクロニウムを排除することで筋弛緩拮抗作用を示す.抜管時のスガマデクス使用の有用性は明らかであるが,麻酔導入時のスガマデクス使用の意義については,まだ明らかではない.JSA気道管理ガイドラインにおいて,筋弛緩薬の使用とスガマデクスの使用について,CICV(cannot intubate, cannot ventilate)を回避できるかという点について議論した.</p>

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