新生児期開腹手術術後の癒着性腸閉塞

書誌事項

タイトル別名
  • Adhesive small bowel obstruction after neonatal laparotomy
公開日
2021
DOI
  • 10.34456/jjspnm.57.1_79
公開者
一般社団法人 日本周産期・新生児医学会

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説明

<p> 新生児開腹手術の疾患毎の癒着性腸閉塞(ASBO)発生頻度や特徴をまとめた報告は少ない.1980年1月から2012年12月まで当院で新生児開腹手術を行い,術後ASBOで閉塞解除術を行った55例を対象に原疾患や特徴を後方視的に検討した.原疾患は,腸閉鎖(IA)13例(発生頻度5.3%),横隔膜ヘルニア(CDH)10(6.2),腹壁異常9(5.7),超低出生体重児(ELBWI)消化管穿孔7(9.1),直腸肛門奇形6(3.5),腸回転異常症4(3.8),その他6例.ASBO初回手術年齢中央値は0.75歳で,疾患毎ではIA 1.12,CDH 0.83,腹壁異常0.92,ELBWI消化管穿孔0.17,鎖肛1.71,腸回転異常症5歳であり30例で乳児期に手術を要した.最終follow up年齢中央値は8.58歳.腹膜炎や腸管刺激による癒着と手術操作に伴う癒着のどちらも腸閉塞発生因子となっていると考えられた.</p>

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