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- 中村 玄
- 東京海洋大学 海洋科学部 海洋環境学科 海洋環境学部門 鯨類学研究室
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- 高橋 萌
- 東京海洋大学 海洋科学部 海洋環境学科 海洋環境学部門 鯨類学研究室
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- 廣瀬 亜由美
- 東京海洋大学 海洋科学部 海洋環境学科 海洋環境学部門 鯨類学研究室
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- 林 凌太朗
- 東京海洋大学 海洋科学部 海洋環境学科 海洋環境学部門 鯨類学研究室
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- 藤瀬 良弘
- 一般財団法人日本鯨類研究所
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- 宮川 尚子
- 東京海洋大学 海洋科学部 海洋環境学科 海洋環境学部門 鯨類学研究室
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- 井上 聡子
- 東京海洋大学 海洋科学部 海洋環境学科 海洋環境学部門 鯨類学研究室
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- 加藤 秀弘
- 東京海洋大学 海洋科学部 海洋環境学科 海洋環境学部門 鯨類学研究室
書誌事項
- タイトル別名
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- Presence of an interparietal bone and morphological variation in the vertex of the skull in North Pacific common minke whale
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抄録
鯨類の骨格を用いた形態学的分類において頭骨頭頂部の形態は重要な分類指標とされている。しかし,これまで北太平洋産ミンククジラについては幼体を含む6 個体の観察結果に基づいて報告されたものであり,より多くの標本に基づいた普遍的特徴を明らかにすることが求められていた。そこで本研究では北太平洋産ミンククジラを対象に,これまで報告されている特徴についての検証をおこなうとともに,普遍的な形態学的特徴を明らかにすることを目的とした。第二期北西太平洋鯨類捕獲調査(JARPNII)において捕獲された106 個体を対象に,頭頂部を構成する骨格の位置や形状について,個体差,雌雄差,成長に伴う変化の有無を分析した。鼻骨前縁の形状や前上顎骨と鼻骨の位置関係は個体差が大きく,また雌雄差や成長依存的な変化は認められなかった。一方で,観察をおこなった全ての個体について,上顎骨後端が鼻骨や前上顎骨後端より後方まで発達していることが確認された。また,これまで報告されていなかった頭頂間骨も全ての観察個体から発見された。本研究により,これらの上顎骨が前上顎骨,鼻骨後端よりも後方に位置することや,頭頂間骨を有する特徴は,個体差や成長段階に関わらず,北太平洋産ミンククジラにおける普遍的な形態学的特徴であることが示唆された。
収録刊行物
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- La mer
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La mer 54 (1-2), 1-10, 2016
日仏海洋学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390288070896940544
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- NII論文ID
- 130008039228
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- NII書誌ID
- AN00019968
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- ISSN
- 24342882
- 05031540
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- NDL書誌ID
- 028058436
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可