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- 広谷 鏡子
- NHK放送文化研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Oral History of Broadcasting Uncompromising Challenge for TV Art
- 妥協しない美術の挑戦 : 『北の国から』美術プロデューサー・梅田正則 : 放送のオーラル・ヒストリー
- ダキョウ シナイ ビジュツ ノ チョウセン : 『 キタ ノ クニ カラ 』 ビジュツ プロデューサー ・ ウメダ セイソク : ホウソウ ノ オーラル ・ ヒストリー
- UMEDA Masanori: Art Producer of From The Northern Country (Kita no Kuni Kara)
- 『北の国から』美術プロデューサー・梅田正則
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抄録
「オーラル・ヒストリー」の方法論を用いて、関係者の証言をもとに「テレビ美術」についての論考を発表してきたが、今回は、1981年から2002年まで、連続ドラマとドラマスペシャルとして放送された『北の国から』(フジテレビ制作)の美術に着目した。ドラマの舞台である北海道にオープンセットを建設して撮影したこのドラマにおける「美術」の役割は、重要かつ多岐にわたった。本稿では、美術プロデューサー・梅田正則の証言を通じて、それを浮かび上がらせる。 主人公の家族が移り住んだオープンセットの「家」が、どのような発想のもとに生み出され、人が生活する場としてのリアリティーを増していくかを、ドラマの時系列に沿ってたどると、数多くの工夫や苦労が明らかになった。ドラマは「嘘」だが、それを「本物らしく」表現するのが美術の基本、と梅田は言う。元々は映画の小道具係を志し、黒澤明作品を美術の教科書と仰ぐ梅田は、映画に負けない美術をこのドラマで目指した。妥協しない美術のスタンスは、スタッフや出演者の本気度を高め、『北の国から』がテレビ史に残るドラマとなる一翼を担ったのではないか。
収録刊行物
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- 放送研究と調査
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放送研究と調査 71 (4), 26-44, 2021
NHK放送文化研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390288082108474496
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- NII論文ID
- 130008040544
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- NII書誌ID
- AA11207753
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- ISSN
- 24335622
- 02880008
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- NDL書誌ID
- 031357593
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可