次世代規格FHIRで広がる可能性

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タイトル別名
  • Possibility to Spread with Next-Generation Standard FHIR

説明

<p>[セッション抄録]</p><p> 次世代規格FHIRで広がる可能性 </p><p> 中山雅晴(東北大学)</p><p></p><p> HL7が次世代規格として推進するデータ交換規約FHIRは,Fast Interoperability Resourcesの名前に示唆されるように,実用性の高い互換性や拡張性を提供しつつも,実装が容易であることから急速に普及してきている.しかしながら,本邦においては,FHIRを実際に活用した事例や学習の機会は少なく,特に日本語環境で利用できる情報も限られているのが現状である.本シンポジウムでは,現場に近い視点から,病院情報システムや地域医療連携システム,さらには個人健康情報記録(PHR)などにおいてFHIRを利用する意義について検討する.既存の規格やモバイル活用などにおけるFHIR Profileとの連携の実際等,講演者が多くの実例を示しながら紹介していく.本シンポジウムはFHIR初学者がFHIRの意義を理解,関心を深め,FHIR導入への閾値を下げることが狙いである.さらに,FHIRの限界や活用における問題点などにも言及し,理解を深めるための議論を展開する.また,FHIRを用いることによって解決しうる,また解決すべき課題などについても深く掘り下げたい.</p>

収録刊行物

  • 医療情報学

    医療情報学 39 (5), 247-255, 2020-05-29

    一般社団法人 日本医療情報学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390288448344243200
  • NII論文ID
    130008055679
  • DOI
    10.14948/jami.39.247
  • ISSN
    21888469
    02898055
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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