書誌事項
- タイトル別名
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- Cavernous Angioma of the Optic Chiasma : A Case Report
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説明
<p> 海綿状血管腫は良性の血管腫の一種であり, その多くはテント上の脳実質内より発生する. われわれは視神経交叉部に生じた海綿状血管腫を経験したため, 文献的考察を踏まえて報告する.</p><p> 症例は52歳男性. 両耳側半盲ならびに頭痛を自覚. MRIにて視神経交叉部前方に病変を指摘. 右前頭側頭開頭にて摘出手術を施行. 暗赤色を呈し, 切開にて血腫が流出した. 術後MRIにて全摘出を確認し, 両耳側半盲は改善.</p><p> 現在に至るまでの報告から, 視神経発生の海綿状血管腫は可及的摘出が診断・治療の面から重要であると考える.</p>
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 30 (6), 462-468, 2021
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390288480070539008
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- NII論文ID
- 130008056729
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可