聴覚失認を呈したもやもや病の一例:聴覚失認の診断とリハビリテーションの経過

  • 堀 真由紀
    苑田会リハビリテーション病院リハビリテーション科
  • 藤井 知美
    苑田会リハビリテーション病院リハビリテーション科
  • 内田 彩貴
    苑田会リハビリテーション病院リハビリテーション科
  • 原田 忠
    苑田会リハビリテーション病院ニューロモデュレーションセンター 苑田会リハビリテーション病院リハビリテーション科
  • 山本 隆充
    苑田会リハビリテーション病院ニューロモデュレーションセンター 苑田会リハビリテーション病院リハビリテーション科

書誌事項

タイトル別名
  • Auditory Agnosia Associated with Moyamoya Disease: Diagnosis of AuditoryAgnosia and the Progress of Rehabilitation (Report of a Case)
  • チョウカクシツニン オ テイシタ モヤモヤビョウ ノ イチレイ : チョウカクシツニン ノ シンダン ト リハビリテーション ノ ケイカ

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抄録

<p>もやもや病が原因で 3 度の脳出血を繰り返した 30 代の女性.両側の上側頭回と片側の大脳基底核部の障害によって,左片麻痺と高次脳機能障害に加えて聴覚失認を呈した.聴覚失認の診断には,画像診断による脳損傷部の検索,聴性脳幹反応などの機能的聴力検査,失語症や注意障害との鑑別を必要とした.また,リハビリテーションによって,家庭生活が可能なレベルまで改善した症例を経験したので,その経過について報告する.</p>

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参考文献 (10)*注記

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