LC並列共振回路と均一伝送線路で構成される集中分布混在型2周波変成器の一設計理論

書誌事項

タイトル別名
  • A Design Theory for Mixed Lumped and Distributed Type Dual Frequency Transformer Composed of LC Parallel Resonance Circuits and Uniform Transmission Line

説明

本論文では,従来までに報告されていない新しい構造の2周波変成器の一設計理論を提案する.回路は二つのLC並列共振回路と1本の均一伝送線路で構成される一種の集中分布混在型回路である.提案回路は,二つの1周波変成器を等価的に一つの回路に包含させることで2周波制御を行うものである.回路素子は全体的に直列に接続されるため,素子のレイアウトがしやすい.また,二つの整合周波数における等価回路を利用することにより,複素インピーダンス負荷に対する2周波変成器の設計も極めて容易に行うことができる.本文では,回路構造,2周波制御原理,設計式,SWR特性例,シミュレータソフトを用いた電磁界シミュレーションの解析結果について報告する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390288535620513024
  • DOI
    10.14923/transcomj.2020jbp3065
  • ISSN
    18810209
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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