LC並列共振回路と均一伝送線路で構成される集中分布混在型2周波変成器の一設計理論
書誌事項
- タイトル別名
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- A Design Theory for Mixed Lumped and Distributed Type Dual Frequency Transformer Composed of LC Parallel Resonance Circuits and Uniform Transmission Line
説明
本論文では,従来までに報告されていない新しい構造の2周波変成器の一設計理論を提案する.回路は二つのLC並列共振回路と1本の均一伝送線路で構成される一種の集中分布混在型回路である.提案回路は,二つの1周波変成器を等価的に一つの回路に包含させることで2周波制御を行うものである.回路素子は全体的に直列に接続されるため,素子のレイアウトがしやすい.また,二つの整合周波数における等価回路を利用することにより,複素インピーダンス負荷に対する2周波変成器の設計も極めて容易に行うことができる.本文では,回路構造,2周波制御原理,設計式,SWR特性例,シミュレータソフトを用いた電磁界シミュレーションの解析結果について報告する.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会論文誌B 通信
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電子情報通信学会論文誌B 通信 J104-B (7), 676-686, 2021-07-01
電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390288535620513024
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- ISSN
- 18810209
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可