職場のコミュニケーション状況から安全衛生活動を評価する ための質問票の開発

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タイトル別名
  • Development of Safety Communication Interface Questionnaire to Evaluate Impressions of Safety in the Workplace
  • ショクバ ノ コミュニケーション ジョウキョウ カラ アンゼン エイセイ カツドウ オ ヒョウカ スル タメ ノ シツモンヒョウ ノ カイハツ

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抄録

<p><tt>日本の労働災害の減少に,職場で進める安全衛生活動が貢献している.しかし,これまで安全衛生活動を評価する手立てがなかった.活動の維持,活発化には組織内のコミュニケーションが欠かせない.組織のコミュニケーション状況を測定するため,インタフェースの概念で汎用化した</tt>Team Communication Interface Questionnaire<tt>(</tt>TCIQ<tt>)が提案されている.</tt>TCI <tt>の概念を基本として職場の安全コミュニケーション状況を測定する質問票として</tt>Safety Communication Interface Questionnaire <tt>(</tt>SCIQ<tt>)を開発した.本研究ではA 社を対象に質問票調査と職場巡視を合わせて実施し,</tt>SCIQ <tt>について信頼性と妥当性を検討するとともに,安全コミュニケーションの視点から安全衛生活動の評価を試みた.調査対象は2 事業所,115 人(平均年齢48.3 歳)であった.</tt>SCIQ <tt>のインタフェースごとに求めた</tt>Cronbach <tt>のα係数は,危険予知活動0.764,ヒヤリ・ハット活動0.815,4S 活動0.765,指差し呼称活動0.807,挨拶運動0.755 であった.</tt>SCIQ <tt>は信頼性を有すると考えられる.</tt><tt> </tt></p>

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