在宅患者のための、新型コロナウイルス感染症診断検査(Polymerase Chain Reaction ; PCR)についての提言

  • 小豆畑 丈夫
    医療法人社団青燈会小豆畑病院救急・総合診療科 日本大学医学部救急医学系救急集中治療医学分野

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  • ザイタク カンジャ ノ タメ ノ 、 シンガタ コロナウイルス カンセンショウ シンダン ケンサ(Polymerase Chain Reaction ; PCR)ニ ツイテ ノ テイゲン

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<p> 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大がとまらない今、在宅医療の現場においても、その対応が求められている。新型コロナウイルスの検査・診療が、保健所から地域のかかりつけ医に委譲された現在(2020年10月以降)、在宅医療の現場でも、積極的にSARS-CoV-2のPolymerase Chain Reaction (PCR)検査を試行すべきと考える。在宅患者が、COVID-19が疑われるか、その濃厚接触者の疑いがある場合、在宅にて、PCR検査の検体採取を行うことを考慮すべきである。また、患者の住環境や検査の精度を鑑みて、咽頭拭い法と唾液法のどちらかを選択すべきと考える。</p>

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