書誌事項
- タイトル別名
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- Intervention focusing on self-awareness for higher brain dysfunction after stroke:
- 脳卒中回復期の高次脳機能障害に対するセルフアウェアネスに着目したアプローチ : 事例報告
- ノウソッチュウ カイフクキ ノ コウジ ノウ キノウ ショウガイ ニ タイスル セルフアウェアネス ニ チャクモク シタ アプローチ : ジレイ ホウコク
- A case study
- ─事例報告─
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抄録
要旨:セルフアウェアネスの低下は,日常生活動作の改善やリハビリテーションの阻害因子の1つである.しかし,セルフアウェアネスに対する介入方法やその効果は十分に検討されていない.今回我々は,高次脳機能障害によりセルフアウェアネスの低下を呈した回復期脳卒中患者に対し,作業活動にセルフアウェアネスの促進を目的とした行動学的技法を組み合わせたアプローチを実施した.その結果,身体機能,神経心理学的検査結果に著明な変化がないにもかかわらず,活動パフォーマンスの向上を認め,セルフアウェアネスの改善を示唆する知見を得た.以上より,本アプローチが,活動だけでなく,セルフアウェアネスの改善に対して有用である可能性が示唆された.
収録刊行物
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- 作業療法
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作業療法 40 (4), 519-526, 2021-08-15
一般社団法人 日本作業療法士協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390289068497897216
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- NII論文ID
- 130008074554
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- NII書誌ID
- AN10076899
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- ISSN
- 24344419
- 02894920
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- NDL書誌ID
- 031661476
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可