nutritionDay oncologyからみた日本と世界のがん患者の栄養状態および栄養管理

DOI
  • 武元 浩新
    2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会(現 日本臨床栄養代謝学会)nutritionDayワーキンググループ 公立学校共済組合近畿中央病院外科
  • 福島 亮治
    2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会国際委員会 帝京大学医学部外科
  • 小山 諭
    2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会(現 日本臨床栄養代謝学会)nutritionDayワーキンググループ 2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会国際委員会 新潟大学大学院保健学研究科
  • 石井 信二
    2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会(現 日本臨床栄養代謝学会)nutritionDayワーキンググループ 久留米大学病院小児外科
  • 遠藤 龍人
    2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会(現 日本臨床栄養代謝学会)nutritionDayワーキンググループ 岩手医科大学看護専門基礎講座
  • 児島 洋
    2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会(現 日本臨床栄養代謝学会)nutritionDayワーキンググループ 南松山病院外科
  • 斎藤 恵子
    2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会(現 日本臨床栄養代謝学会)nutritionDayワーキンググループ 東京医科歯科大学医学部附属病院臨床栄養部
  • 篠 聡子
    2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会(現 日本臨床栄養代謝学会)nutritionDayワーキンググループ 東京女子医科大学病院看護部
  • 中瀬 一
    2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会(現 日本臨床栄養代謝学会)nutritionDayワーキンググループ 北杜市立甲陽病院外科
  • 山口 恵
    2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会(現 日本臨床栄養代謝学会)nutritionDayワーキンググループ もりえい病院薬剤部
  • 小谷 穣治
    2015-2020年度 日本静脈経腸栄養学会国際委員会 神戸大学大学院医学研究科外科系講座 災害・救急医学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Nutritional status and nutrition management in cancer patients in Japan and overseas seen from nutritionDay oncology national reports

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抄録

<p>【目的】2006年にヨーロッパで始まったnutritionDayであるが,2012年よりがん患者に特化した調査も行われている.今回,2015年から2017年のnational reportをもとに本邦および世界のがん患者の現況について報告する.【対象】日本から748例,世界から4,630例のがん患者が登録されており,平均年齢はそれぞれ71.3歳,65.4歳,BMIについては21.6,24.1となっていた.【結果】終末期の入院患者の割合が,日本の13.4%に対して世界では4.8%であった.栄養療法についてみると,静脈栄養がおこなわれていたのは日本で18.0%であったが,世界では10.9%しかなかった.逆に経口栄養補助食品の摂取については,日本では3.9%しかなかったのに対し,世界では14.4%であった.【結論】本邦のがん患者の現状を客観的に評価し,今後の栄養療法の改善に向けた基礎資料となる.</p>

収録刊行物

  • 学会誌JSPEN

    学会誌JSPEN 3 (1), 2-10, 2021

    一般社団法人 日本臨床栄養代謝学会

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