川崎病を契機に偶然発見された右冠動脈起始異常の一例

鈴木 惟子, 玉井 哲郎, 高橋 修平, 上田 明歩, 岡田 怜奈, 倉持 由, 草野 亮祐, 草野 知江子, 堀 尚明

doi:10.2974/kmj.71.199

川崎病を契機に偶然発見された右冠動脈起始異常の一例

DOI 機関リポジトリ HANDLE Web Site Web Site 参考文献3件

鈴木惟子

SUBARU健康保険組合太田記念病院小児科
玉井哲郎

SUBARU健康保険組合太田記念病院小児科
高橋修平

SUBARU健康保険組合太田記念病院小児科
上田明歩

SUBARU健康保険組合太田記念病院小児科
岡田怜奈

SUBARU健康保険組合太田記念病院小児科
倉持由

SUBARU健康保険組合太田記念病院小児科
草野亮祐

SUBARU健康保険組合太田記念病院小児科
草野知江子

SUBARU健康保険組合太田記念病院小児科
堀尚明

SUBARU健康保険組合太田記念病院小児科

書誌事項

タイトル別名

Incidental Diagnosis of Anomalous Right Coronary Artery Originating from the Opposite Sinus, in a Kawasaki Disease Patient
カワサキビョウオケイキニグウゼンハッケンサレタミギカンドウミャクキシイジョウノイチレイ

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説明

<p>　冠動脈起始異常の大半は良性と考えられているが，対側の冠動脈洞より起始する冠動脈に関しては致死的となりうる．特に運動時において冠動脈が大動脈，肺動脈の間を圧迫されながら走行することにより，心筋虚血，場合によっては突然死の原因となる．当施設で川崎病診断後の冠動脈評価の際に右冠動脈の左冠動脈洞起始を偶然発見した5歳の症例を報告する．本症例のように無症状で偶然発見された右冠動脈起始異常の管理については一定の見解が得られていない．</p>