疎経活血湯が著効した手指変形性関節症の3症例

書誌事項

タイトル別名
  • Osteoarthritis of the Interphalangeal Joints Successfully Treated with Sokeikakketsuto : Three Case Reports
  • 臨床報告 疎経活血湯が著効した手指変形性関節症の3症例
  • リンショウ ホウコク ソケイカツケツ ユ ガ チョコウシタ シュシ ヘンケイセイ カンセツショウ ノ 3 ショウレイ

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説明

<p>手指の指節間関節症にはヘバーデン結節およびブシャール結節が含まれる。ヘバーデン結節は手指の遠位指節間関節の変形性関節症であり,ブシャール結節は手指の近位指節間関節の変形性関節症である。今回,手指関節症に対して疎経活血湯を投与して急激な改善を認めた3症例を経験した。症例は全例女性である。症例1は58歳で主訴は左中指 DIP 関節痛でヘバーデン結節と診断した。症例2は60歳で主訴は左環指 DIP 関節痛でヘバーデン結節と診断した。症例3は37歳で主訴は右環指 PIP 関節痛でブシャール結節と診断した。全例に疎経活血湯エキスを投与し関節痛が改善した。疎経活血湯は軽症から中等度の骨関節脊椎の疼痛に対して,NSAIDs と同様に有用な可能性があると考えられた。</p>

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