書誌事項
- タイトル別名
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- VERIFICATION OF APPLICABILITY OF DUALSPHYSICS FOR EVALUATION OF TSUNAMI WAVE PRESSURE ACTING ON LAND STRUCTURE
説明
<p> 近年のGPUなどのコンピュータの処理能力の向上に伴い,数値モデルを実現象の解明に適用する研究事例が増えてきており,海岸構造物の設計にも適用されつつある.SPH法に基づくオープンソース流体解析コードDualSPHysicsは,GPU解析が可能である点から海岸構造物の設計への適用が期待される.本研究では,陸上構造物に作用する津波波圧評価に対するDualSPHysicsの適用性を検証した.また,計算精度・計算コストについて,OpenFOAMによる解析結果と比較した.両数値モデルで津波波圧評価への適用性が示された.特に,DualSPHysicsで境界条件mDBCを用いると低解像度でも実験結果と良好に対応した.OpenFOAMの方が計算コストは大きいが,衝撃波圧を除くと精度良く評価することができた.計算コストを考慮すると,陸上構造物に作用する津波波圧評価にはDualSPHysics + mDBCの適用性が高いといえる.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 77 (2), I_31-I_36, 2021
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390289553400168576
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- NII論文ID
- 130008094191
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可