結晶方位差に起因する界面上のエネルギーを考慮したMPFマルチスケールトポロジー最適化による剛性最大化問題

書誌事項

タイトル別名
  • Maximization of stiffness by MPF multiscale topology optimization considering the surface energy derived from variation in crystal orientation

説明

<p>金属やセラミックスに代表される多結晶性材料は,微視的な構造における結晶粒配置や粒内の結晶方位によって,巨視的な構造の剛性が異なるという異方性を有する.また,材料設計の観点から,多結晶構造の設計を行う上で,結晶粒間の結晶方位の差による粒界エネルギーが及ぼす影響は無視出来ない.そこで本研究では,材料の巨視的な応答に影響する結晶配置や結晶方位に加え,結晶方位差に起因する粒界エネルギーも考慮した材料微視構造の最適化問題を取り上げる.手法としては,マルチフェーズフィールド法に対してKWCモデルの粒界エネルギー項を導入し,均質化法に基づく分離型マルチスケール解析法を組み合わせる.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390289631644874752
  • NII論文ID
    130008100994
  • DOI
    10.11345/japannctam.65.0_249
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ