誘電率水分計データを用いた土壌の乾燥密度の推定

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  • Estimation of Dry Bulk Density of Soils Using Amplitude Domain Reflectometry Probe

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ADR水分計をかく乱し詰めなおした火山灰土壌ならびに非火山灰質沖積土壌に適用し,水分計出力(volt),誘電率と体積含水率の関係を求めた。いずれの土壌もTopp (1980)の結果とは異なる誘電率-水分曲線を示した。さらに,ADR水分計で測定した体積含水率と共に迅速,容易に測定可能な湿潤密度,含水比を用いて乾燥密度の推定を行った。いずれの土壌についても,推定した乾燥密度は,重量法で測定した値に対して,相関係数R2 = 0.913〜0.994で良い相関を示した。乾燥密度の推定値は,ADRによる体積含水率と湿潤密度を用いたときにより良い結果を示した。

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