胡適と国語教育改革

DOI 機関リポジトリ HANDLE Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Hu Shih's Impact on the Reform of Chinese Language Education: How Curriculum Standards were Created
  • 胡適と国語教育改革 : 中国近代における「国語科」の創成
  • コテキ ト コクゴ キョウイク カイカク : チュウゴク キンダイ ニ オケル 「 コクゴカ 」 ノ ソウセイ
  • 中国近代における「国語科」の創成

この論文をさがす

説明

<p> 本稿では、中国近代における国語教育改革の新たな側面として、胡適の国語教育論を起点としながら「国語科」成立(1923年)へと至る歴史的過程について考察した。胡適は口語文学の確立を目指した文学革命の推進とともに、低学年から順に国語教育を実施していく重要性にも議論を展開した。胡適の「建設的文学革命論」を契機とした論壇における関心の高まりとも相まって、それらの議論は「国語」を用いた教科書編纂の決定や1922年新学制にともなう「国語科」の成立へと結実していったのである。</p>

収録刊行物

  • 教育学研究

    教育学研究 87 (4), 609-620, 2020

    一般社団法人 日本教育学会

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ